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インベスターZとは
インベスターZとはドラゴン桜の著者、三田紀房が書く投資をテーマにしたマンガです。
インベスターZの総合評価は
レベル:投資概論~初級
投資初心者にとっては、全体像がつかめて、お金に対するマイナスなイメージの払拭と、テンションがアップします。
実践度:★★☆☆☆
理論が多いのと、マンガに出てくる投資部が運用しているのが3,000億なので現実的ではありません。しかし、利食いや損切りの考え方など、稼ぐ上での基本的に考え方は学ぶことができます。
ストーリー:★☆☆☆☆
絵が残念である上、登場人物の背景描写と目的が曖昧なので、感情移入しずらくリアル感は期待できません。あくまでも投資の入門マンガとして。
テンポ:★★★★☆
ちょっと説明口調が多いが、テンポは良いので、文字が多いわりにさくさく読み進めることができます。
インベスターZのAmazonでの評価は
1巻は51件のレビューで約4.0と高評価です。
インベスターZで学べることは
・投資についての考え方
・投資についての基本的な戦略
・お金について持つべき正しいマインド
インベスターZを読んでる人が他にも読んでるマンガは
三田紀房:マネーの拳
三田紀房:エンゼルバンク
三田紀房:銀のアンカー
三田紀房:ドラゴン桜
青木雄二:ナニワ金融道
尾瀬あきら:どうらく息子
マンガではないが…
ウォーレン・バフェット系
インベスターZの名言・名シーン
インベスターZの世界観、立ち位置が分かるセリフ・シーンなどを紹介します。
1巻
- 投資について勉強なんて必要ない
- リスクの高いもの低いものバランス良く分散して投資するのが基本だ。通常は1社に最大でも元本の10%が上限!普通は5%だ!
- 金ハ人ナリ、人ハ金ナリ
- お金は知らない者同士、言葉が通じない者同士を結びつけられる唯一の道具なんだ
2巻
- 自分を信じるな。自分の上に法則を置け。法則こそが神!
- 利食いと損切り、通常のラインは利食い20%、損切り10%。
- 真の投資家は投資について議論はしない。議論というものは個人の拘りを生み出してしまうからだ。人は話し合っていくうちに持論を展開したくなる。(中略)拘りを持てば投資は必ず失敗する。
- 損は「し始めた時」よりも「より酷くなる時」の方が苦痛は少ない。
- 終わったことはさっさと消去しろ。過去は忘れろ!これが投資家であるための絶対条件だ。
- 人間欲を持ったら努力するしかない
- 投資に一番大切なことは以来を予測する力。社会の人々を幸福にするために将来どういう問題を解決すれば良いか。これをよく想像して自分で答えを導き出すこと。そのための努力を続けている企業を見つけて投資せよ。
- 金持ちとは社会のブームを利用して稼ぐヤツのこと。金が出たからといって大勢の人の後にくっついて金を掘ったヤツに金持ちはいない。